高価な機材を持つ人の多くが「変わらない」と言います。
また、「写真の良し悪しは機材じゃない」とも言います。
しかし、カメラマンって自分は凄いアピールや他人の写真をディスることが多い人種ですから、
自分の写真をカメラ機材のおかげと言われたくない心理が強く働いてるんじゃないかと疑っちゃいますよね?
という事で、色々なレンズで撮った写真を並べてみましたのでー
どの写真が、どのレンズで撮ったものか当ててみてください。
そんな高いレンズを買うお金があったらラーメン屋に100回行けるやんと考えてしまう人向けの記事だぜ
下に並べた四枚の写真は、それぞれ以下のレンズで撮影したものです。
- PENTAXのキットレンズ(ズームレンズ)(カメラとセットでついてたので値段は知らない)
- PENTAXの撒き餌レンズ(単焦点)(13.000円ぐらい)
- PENTAXが誇るFA Limitedレンズ(単焦点)(60.000円ぐらい)
解像度はボチボチですが情緒のある描写をすることで人気があります - PENTAXで解像度がトップレベルと言われているDFAマクロ(単焦点)(50.000円ぐらい)
イジワルしようという意図はなく、綺麗に撮れてるなという写真を素直に選んでるよ。
カメラは全てPENTAX KPで撮影。横幅を1000PXに縮小してます。
【作例1】大徳寺の何かしらの建築物
【作例2】石垣島空港
【作例3】祇園祭の風景
【作例4】北野天満宮
並べて比べてみての私の感想
キットレンズだけは突き抜けて画質は悪いが、それ以外は大して変わらん気がする
今回のように並べ比較すると性能の差が分かりやすくなってしまいますが、そうでなければ、撒き餌の単焦点と けっこうなお値段(僕の金銭感覚的に)の単焦点は値段分ほどの差はないと思います。
特にブログやツイッターで見る分には見極めが難しい程度の差かなと。
FA Limitedレンズは独特の味があって女性を綺麗に写してくれるので買ってよかったと思いますが、
(一応、仕事で撮ってますので)
他は撒き餌の単焦点で十分だなというのが色々と買ってみた私の感想です。
答え
キットレンズ 18-55㎜
撒き餌レンズ 通称35安の単焦点
FA Limited 43mm
DFA 100mm マクロ

要は、解像度が低いと言われてる順に素直に並べただけです
作例なんか見ても実はカメラやレンズの性能って大して分からないのではないかと最近思う。
写真って良い光が十分にある場合と、そうでない場合では、同じ機材で撮影しても全く写りが違いますし、
自分の好きな被写体(僕の場合は猫)や上手い人が撮った素敵な写真だと高性能な機材で撮ったように見えてしまいます。
この記事も、レンズごとの作例をそれぞれ一枚ずつ並べただけで ごもっともな検証をしたかのような態度ですが、大した意味はないと思います。
とはいえ、今年発売されたペンタックスの「HD PENTAX-D FA★ 50mm F1.4 SDM AW」(12万円)は、ちょっと抜き出てるみたいですけどね。
お値段がアレな事もありますが、私はすでにFA Limited 43mmという画角が近いレンズを持っていて凄く気に入ってるので、なかなか買う気にはなりません。
しかし、写りがどうであれ、お小遣いに限りがあるアマチュアカメラマンはAPS-Cのカメラ+撒き餌レンズまでで止めておくのが家族に迷惑をかけない健康的な人生だと思います。

セコさを誇りとして生きてきた俺が、なんだかんだで30万円以上は使ってしまっている・・・
カメラは恐ろしい・・・