あめさんぽとは
最近、私の周辺で毎週のようにフォトウォークが開催され、ちょっとしたブームなのかな?とも思いますが、
あめさんぽは、僕がカメラを始めた2015年頃から計6回+2回(非公式)開催されたフォトウォークです。

出不精の僕が唯一、定期的に参加しているフォトウォークっす
で、先日、約2年ぶりにあめさんぽが開催されました
まあ、あめさんぽというよりは、あめさんぽのボスのあめたまさんの家族旅行に ちかさんと僕がくっついてっただけなんですが。
あめたまさんに会ったのが2年ぶりという事もあり、
昔の事を懐かしく話してたら、色々と思い出してしまったんですよ。
己のやってきたバカげた写真撮影テクニックの数々を・・・
という事で僕の失敗談を第1回あめさんぽ参加の時から順に紹介していきます。
カメラとレンズは全てPENTAX K-50+通称50安(10.000円ぐらいの50㎜単焦点)のみで参加しています。
我ながらビックリすることに、数年の間、ずーーーーっとこれだけの装備なんですよね。
ちょっとは何か欲しくならないのかという・・・

この記事でしか手に入らない低レベルすぎる技が学べるよ
是非、見ていってね~
※昔の写真はほとんど行方不明なので、写真は下記サイトから借りてきてます。
第1回あめさんぽ
- 開催日 2015年5月
- 場所 京都駅⇒西本願寺⇒梅小路公園
僕が撮影。カメラの使い方も分からない超初心者の頃からローアングルで撮影するのが好きだったようである
西本願寺の境内で「暗くて写真が撮れない」と騒いでいた僕。
この頃、F値やISO感度という言葉も知らず全てオートで撮っていたので、思ったとおりに撮れなくて当然なんですが、
「カメラって何て難しいんだ」と愕然としていた。
「動く人物にピントを合わせられない」と騒いでいた僕。
「AF-Cにすればいいよ」とアドバイスをもらってやってはみたものの全く上手くいかず
「カメラって何て難しいんだ」と愕然としていた。
今思えば、AFは他のメーカーの周回遅れと言われているPENTAX。
そしてその中でも、さらにズバ抜けてAFが死んでいるエントリー機のK-50でAF-Cなどがマトモに機能するわけないのである。
このカメラで動いている人物を撮ろうと思えば、動きを先読みして置きピンしておくのが唯一の方法。
対して、最近買ったカメラα6400なら、ド素人でも簡単に動く人物が撮れちゃいます。

カメラの性能って凄く大事ッス
自分のカメラがPENTAXである事を知った僕。
仕事で必要になったので「何でもいいから安いのください」といって買っただけカメラである。
参加者のほとんどがCANONだったので会話に混じれず、俗にいうペンタ八分を経験する。
第2回あめさんぽ
- 開催日 2015年7月
- 場所 奈良公園近辺
欠席。
生来の出不精に加えて、この頃、別にそんなに写真が好きではなかったであろう。
第3回あめさんぽ
- 開催日 2016年4月
- 場所 京都 醍醐寺
写真はない。
仕事上、ポートレートを上手くなろうと思いはじめた頃である。
ちかさん(着物姿)にクルクルと回転する指示を出し連写で撮影していた僕。
この頃、まだ撮られ慣れてなかったちかさんに「ポーズはどうしたらいいか」と聞かれたが、
僕もそんな事は分からないので、とりあえず、ひたすらその場で回ってもらえばいいんじゃないかと閃いたのである。
もちろん、ろくな写真は撮れてない。
木に登って上からポートレートを撮ろうとしていた僕。
普通に写真も撮れないくせに、そんな大技を狙う根性だけは褒めてもいいが、
登ったはいいが降りられなくなって困ったのを覚えている。
大袈裟なわりにろくな写真が撮れてないという評判は、こういうところから発生している。
第4回あめさんぽ
- 開催日 2016年6月
- 場所 JR大阪駅周辺
県外には絶対に行かない!というポリシーなのに、このへんから大阪まで行くようになってしまったようだ。
ストロボに目覚めて失敗写真を量産する僕
あめたまさんが撮影。天井反射も出来ない昼の屋外でオンストロボで何がしたかったのであろうか
この頃から光の魔術師イルコさんの影響でストロボを使い始める。
しかし、イルコさんのストロボ術を正しく理解しておらず、
カメラの上にストロボを付けてソフトボックスも何もつけずに女性の顔面に直射しまくっていた。

なんでこんなにおバカなんだろう・・・
仰々しくストロボをピカピカと光らせて撮影してたら、いったいどんな凄い写真を撮ってるのだろうと皆が期待するわけだが、
当然、ろくな写真は撮れていない。
第5回あめさんぽ
- 開催日 2016年11月
- 場所 万博記念公園付近
僕が撮影。モデルさん達とロケ地の力でけっこう良い写真になってる。
あいかわらず、ストロボをカメラにくっつけて直射する撮影方法のようだが、
ちょっとは賢くなって、光の量ぐらいは考えて撮るようになったようだ。
でも、はっきりいって、このシチュエーションでストロボは要らない。
第6回あめさんぽ
- 開催日 2017年5月
- 場所 京都府立植物園付近
あめたまさんが撮影した僕。
やっとこさ、光を柔らかくする必要性に気づいたようで ストロボにラウンドフラッシュをつけて使用している。
しかし、素敵な着物女子が大勢いて、
ロケーションもあめたまさんが万事ぬかりない場所を段取りしてくれているというのに、
これといった写真が撮れてないので、あいかわらずな低レベルカメラマンである。
うろ覚えだが、ちかさんの鼻の穴に髪の毛がささってる写真がベストショットだったっけか・・・
あめさんぽ工場夜景
- 開催日 2017年6月
- 場所 大阪のどっかの海の近く
参加者募集もせず、内輪で集まっただけなのでボスのあめたまさんの中では「あめさんぽ」扱いではないようだ。
ヘタクソだが、この日の僕のベストショットである
ヘタレのくせに機材を沢山使おうとして失敗する僕
つい先月、光を柔らかくするメカを使い始めたばかりで慣れてもいないくせに
次はストロボ2灯+遠隔操作で撮影しようと機材を大量に持って参加。
案の定、機材のセッティングが上手くいかず、ストロボが光ったり光らなかったりして大苦戦。
ISO感度を上げすぎて写真をザラザラにしてしまう僕。
あめたまさんに指摘されてよく覚えてるがISO6400で撮ってた。
この時使っていたK-50というカメラは、高感度耐性が低いので6400なんて自殺行為である。
また、この暗闇でAFでピントなんてマトモに合うわけがない。
今持ってるPENTAX KPならば、AFでもだいたいはピント合うだろうし、ISOも6400は実用範囲。
α6400にいたっては、高感度耐性はKPほどではないものの、瞳AFがあるのでF値も下げやすいし、さらに撮りやすいだろう。
やはり機材の性能差は大きい。
自分の機材の限界を把握していないというのが一番の敗因だけど、
今でもK-50で夜景ポートレートを撮れって言われたら、めっちゃ自信ない。
なんでか、ストロボを使った事もないあめたまさんが良い写真撮ってた。
元々のポテンシャルの違いなんだろう。
彼は最初から写真が上手い。
あめさんぽブラウン
- 開催日 2019年9月
- 場所 京都鉄道博物館
そして先日、2年ぶりに行われたあめさんぽ。
これも参加者募集はしておらず、あめさんぽというよりは内輪の集まりである。
知る人ぞ知るブラウン事件の最中に行われたので、かなり写真に対するモチベーションが低下していてシャッター回数も少なかったのですが、
それでも、けっこう撮れてたので我ながら上達したなぁ~と思います。
ボスのあめたまさん。
サブボスのちかさん。
同じくちかさん。駅までの帰り道にふと撮っただけだが、上手くなったもんである。
魚眼レンズは持ってないのでlightroomで魚眼ぽくしている。
自分では絶対に行こうと思わない場所だけに、いつもと違う写真が撮れて楽しかった。

目的なく雑談しながらブラブラと写真を撮るフォトウォークは、やっぱり楽しい
あめさんぽと僕のカメラ歴 まとめ
最近、気になって買ってみたα6400の瞳AFが強烈すぎて「写真なんて誰が撮っても同じで虚しい」などと呟いたりしているが、
あめさんぽでの己の所業を振り返ってみると、どの口が言うとるねんと思う。
ツイッターで新しく一眼を使い始めた初心者を見ていても、僕ほど成長が遅い人って珍しいような・・・

変な思い込みが多くて、勘違いを始めてから気づくまでが遅いんだよね、俺ってやつは・・・
以上、あめさんぽと僕の迷走の歴史でした。